敗戦72年後の本当の敗戦
敗戦から72年。 天皇陛下が深い反省と仰っている。 戦後の日本は、軍事戦争こそないものの、 日本の経済戦争は、敗色濃厚である。 中国や韓国に後れを取っている経済分野が非常に多い。 国民の生活水準も韓国や中国に追い抜かれている。 この日本の将来展望の暗さは、経済戦争に負けているからなのだ。 真に反省しなければならないのは、 天皇陛下ではなく、 日本の国家戦略に無策で、 アメリカのいいなりで、一部の金持ち優遇の政策を続けてきた 日本官僚と政治家だ。 国家間の貧富の差も、歴史や資源の不公平によってもたらされる。 70年という短い間に、 アジアの覇者を目指した日本が、 アジアの小さな島国の一つに落ち込んだのはなぜだろう。 日本の100年の計画を見ずに、アメリカの顔色を伺い、 おこぼれを貰うだけで生活が維持できた平和があったからだ。 これから先は、アメリカは中韓を重視するだろう。 日本は、この先、観光で食べるアジアの不思議な国になる。 そこへ、欧米や中韓の旅行者や投資家が 買いあさる。 日本人は再び、「ギブミー チョコレート」と言うだろう。 戦後はこれからなのだ。